2015年 07月 04日
平凡
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なんとも梅雨らしい梅雨。
洗濯物が全然外に干せない。傘をさして買い物に行くのが面倒。
文字通りしけた毎日だけど、今日は梨の誕生日。1877歳になりました。
「きのう何食べた?」10巻、私もオットも読んだ。
最初の頃は食べ物に惹かれてたんだけど、最近はストーリーのほうが楽しみに。
今回特にパンケーキとか、全然興味なかったしなー。
ジルベール12歳とか親の入院とか再審請求とか家事分担とか。
我が家は仕事がオットで家事は私という完全分担なので、ストレスが少ない。というか、ない。働いてくれてるオットにはただただ感謝。私はサポートするのみ。
共働きは大変だろうなーと思う。子供がいたら尚更。
たまたま今日、オットが浴室の乾燥機能の使い方というか仕組み?も知らないということが判明して2人でびっくりして笑ってたところ。何年使っとるんやーって。
でも、何かやってと頼んだら嫌な顔せずにやってくれるし、何も言わなくても夕食準備してたらお皿やグラスを出してくれる。休みの日は料理してくれたりも。実家で父親がそういうことをしているのを一度も見たことがなかったので、ありがたいなーと思う。
ただ、このストレスフリー、私が子供がなく引きこもりで転勤族で人間関係も少なくほぼ家にいるから成り立つのかも。
それから二人の趣味が同じで、オットも仕事以外の単独行動がほぼないこと。
お互い「自分だけずるい」というのがない。(たぶん)
だいたいオットとしか出かけないし、イコールお金も一緒にしか遣わないし。本は買うけども。
これで、子供がいたら付き合いも多くなって、服飾費、美容費、交際費・・・かかるよね。私は出かけないから本当におしゃれ費がかからない。
そして「私はずっと子供の面倒見てるのに」というストレス?もないし。
オットは仕事しかない毎日。私は家事(と休憩)しかない毎日。休日は一緒に。
まあ絶対的に私は楽だけども、そこはオットの器の大きさでカバー。
こうしたい!と思ってこうなったわけじゃないけど、激務の転勤族夫婦、与えられた環境での折り合いのつけかた。
しっかし考えてみたら私ずっと家にいるから家賃に対してのコストパフォーマンスがすごくよいのでは?(笑)家賃を私の家にいる時間で割ったらば。
って、こんな計算、概念意味ないか(笑)
ようやく図書館からまわってきました。
やー、よかった。短編集なのだけど、全作ハズレなし!
雑誌に掲載された日付をみるとずいぶん間があるので、連作というわけではないようだけど、全ての短編のテーマが同じような感じ。例えば上に書いた私みたいな主婦が、選ばなかった別の生き方を妄想、想像して、みたいなお話。
掲載が全て同じ文芸誌の新年号なので、何か関連はあるのかな?よくわからない。
おもしろいことに、一番若い時に書かれた「もうひとつ」(2008)と一番最近の「どこかべつのところで」(2013)が特によかった。
角田さんはやっぱりすごい。なんとなく「書けなくなる」ことがない人なんじゃないかなーって思う。どんどんどんどん書けそう。
by kumanekoy
| 2015-07-04 23:07
| 読書
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