2019年 08月 13日
未必の
|
10日ほど中目黒駅周辺に行ってなかった。
昨日久しぶりに東急ストアに行ったら、向かいの八百屋の横と、その裏の山手通り沿いにタピオカ屋ができていることに気がついた。
短期間に2軒も!?びっくりした。みんなそんなにタピっているの?
私はいまだにタピオカを食べたことがない。スイーツ的な飲み物が苦手なのだ。スタバのフラペチーノ系のものも一度も飲んだことがないし。
あちこちの本屋で数年前から平積み大展開している文庫「未必のマクベス」の単行本がようやく図書館でまわってきたので今さら読んでいる。
軽い気持ちで借りたけど、なんやこれ面白すぎる。早瀬耕って天才?
まず誰もが思う事だろうけど、タイトルがめちゃくちゃかっこいいし、中身もタイトル負けしてない。まあありえない話ではあるのだが、プロットすごい。今、半分と少し読んだところだけどすでにエンタメとして大満足。
少しだけ主人公の雰囲気が春樹文学ぽい。
会話が楽しい。
キューバリブレが猛烈に飲みたくなる。印象的な食べ物や飲み物が出てくる小説が好き。
普段エンタメやミステリー分野をスルーしがちなんだけど、こういう読書ができると、自分の姿勢を反省してしまう。
文學界。
そしてすばるには高橋弘希。令和音楽考。
将棋好きと知り、いろんな作品を読んだら一気にファンに。
エッセイと小説の落差がものすごいところも好き。
今の季節なら「指の骨」をぜひ。
by kumanekoy
| 2019-08-13 17:56
| 読書
|
Comments(0)