オットはこの3連休はなし。
昨晩は帰宅してから牛カツレツとパスタ、サラダで飲む。
カツレツってなんか美味しい。衣を愛してる。
なんとオットが赤ワインと白ワインを間違えて開けてしまい、開けてしまった白は冷やし、まず赤で乾杯。しかし結局気がついたら白も全部飲んでいた。久しぶりに家で酔った。
しかも後半は昼にNHKで見て感動した猪苗代湖ズをyoutubeで何度も流して、福山ハモニカバージョンも流して、二人で泣きながら飲んでいた。私はいつも「I love you baby 浜通り I need you baby 中通り I want you baby 会津地方ふくしまが好き」のところから号泣してしまう。
文庫が出た当初に買って最初のほうで止まって積まれていた「わたしを離さないで」をようやく読みました。ああああ!よかった。
ちゃんといろんな情報から目をそらして、内容を知らずに読んだのもよかったし、実はその仕掛けは仕掛けにすぎなくて、人間の深い感情の描き方が素晴らしかった。
そして、その素晴らしさは翻訳のよさも一因なんじゃないかな、と思うほど好みの翻訳でした。
土屋氏って?と思い調べたら、カズオイシグロでは「日の名残り」。そして「アンジェラの灰」というタイトルを見つけて懐かしかった。これは私が働いていたころ初めて買った新潮クレストブックス!今ではすっかりその存在に慣れてしまったクレストブックスだけど、当時はあの装丁、質感、全てが衝撃だったなあ・・・。
しかし、人間て不思議な記憶が残っていることがある。
「わたしを離さないで」が単行本で出たとき、初めて見たのは名古屋時代、ちくさ正文館だった。あの、店の奥の、外国文学の平積みスペースで。手にとってめくったことを憶えてる。そしてああん、欲しいけど我慢、と思ったことも。
SP、誰が何と言おうと絶対美姫ちゃんが一位でした!
コストナーさんのこけフリップが認定なのになんで真央ちゃんのはURなの?
冷める。
スポーツ紙によると(全てを鵜呑みにはしませんが)関係者の話では真央ちゃんは震災後食欲が戻らず4、5キロ減らしい。
いつもは絞ってても太腿に張りがあるのに、今回は細過ぎる。
私も震災後2週間で4キロ落ちたけど、少しずつ戻った。でも追い込むハードな練習をしていたら、戻らないよね・・・。
長年ファンをやっていながら恥ずかしいけど、実は私は真央ちゃんは若いし、独特の閉じた世界で生きていて、あまり周りが気にならないタイプ(天才によくある)だと思っていたので、調整の乱れはあるだろうけど、心理的には震災の影響は少ないのではないかと考えていた。でもそうではなかった。よく考えたらそういう頑固な部分と小さな女の子のような弱さ繊細さが同居してるのが真央ちゃんなのだった。
「こんな状況でスケートやってていいのか?」という大きな疑問を感じて集中できなくなったらしい。
(記事からの推測で本当のことは誰にもわかりませんが)
もちろん全選手、大会が1ヶ月延びたことで、調整は難しかっただろうけど、あの震災後の異常な混乱を日本で経験したのは、女子のトップ選手では真央ちゃんとかなちゃんだけ。(美姫ちゃんはロシアよね?)新横浜はしばらく練習できなかっただろうし、コーチが東京拠点真央ちゃんはより厳しかっただろう。
今日の「愛の夢」は穏やかな気持ちで見たい。元気をもらおうとか、癒されようとか、思わない。選手だって同じ経験をしてるということを忘れていた。
(1日の日経新聞では直前に腹痛で2日間練習を休んだという情報も。どれが真実で本当の理由かはわかりませんが、とにかく今回は心と身体の調整がうまくいかなかったことは確かなようです。3月の震災前、極限まで追い込んでいたからこそ、その後の心身に与える影響が大きかったのかもしれません。とにかく最後まで滑りきれて、ほっとした笑顔が見られてよかった。)